今はなき、日本を代表した伝説のDub Band、MuteBeat に、在籍。当時作った楽曲「After the rain」はダブミュージックのカリスマ、Lee Perryのアルバム「Saturn Kicked The Backet」にトラックとして収録された。 1991年、MUTE BEAT脱退後、ram jam worldを結成。ハウス、ヒップホップ、レゲエ、ロック等のミクスチャアされた音楽世界を創り上げたアルバムを2枚リリース。平行してサウンドプロデューサーとしての活動も多く、数多くのアーティストの作品を手掛ける中、UAの「情熱」「雲がちぎれる時」「甘い運命」等で、一躍ヒット・プロデユーサーとして脚光を浴びる。その頃から ram jam world は、音楽性をDowmBeatを中心としたDubbyなサウンドから、Drum'n'Bassに大きくシフトしていき、数枚のアルバムをリリース。日本語にウエイトを置いたVocal Tuneにこだわりながらもリミックスやフィーチャリングでは、 Speech、 Hype&Zinc、 Pascal、 Krust、 EdRush&Optical、Shy-Fx、TotalScience、Steve Dub、Ryo the Skywalker、 Rhymester 等と関わった作品も生み出した。WMJよりアルム2枚、R&Cよりアルバム1枚をリリース。
2008年以降、Dr.Echo-Logic 名義で、ダウンビートのトラックのインストルメンタルを中心としたソロワークも始める。一方で、1996年の UA に提供した”情熱”が、加藤ミリヤによってリメイクされ、再び脚光を浴び、楽曲が再評価される。2010年初頭には、行定勲監督の "Parade" (ベルリン国際映画祭で、国際批評家連盟賞受賞)の、サウンドトラックを担当した。2010年7月には、UA、吉井和哉、Lecca、をはじめとする Vocalist を迎え、ブリストルで、Full Cycle の D-Product と共に制作した、Drum'n'Bass ミニアルバム"Cycle of Birth" を、リリース。また、2010年より、元 SugarSoul のアイコ、Drum'n'Bass MC のCardz、と共に、新ユニット"KAM"を始動させる。
精力的にプロデューサー、DJとして幅広く活躍しつつも、日本の音楽シーンの中で先鋭的なサウンドを追求し続ける。